lost thingという本
図書館で借りてきた本。
とっても不思議だけど、奥が深い本でした。
表紙の下に「やるべきことが他にたくさんある人たちのために」と書いてあり、めくると「ここを読んでいるあなたは、たぶんこの見返しだけ読んで、これがどんな本だか知ろうとしているんだろうね・・・」から始まり、「この見返しからして、すでにじゅうぶん無意味で、なんの参考にもならなくて、読むだけ時間のムダだ」と。
変な本、変わった作家(ショーン・タンさん)なのに、ページをめくっていくと、なんだか温かい気持ちになる。
内容は、迷子の赤い生き物を家に帰してあげるんだけど、その子は存在が人に気づかれない、ただそこにいるだけの居場所のない子なんだ。
形も変わっていて、赤いロボットみたいな体にたこのような足が何本か生えていて、奇妙な生き物なんだ。
でも最後にこの子の居場所へ帰っていく、帰る場所がない子が集まってる場所へ。
本の絵はとても凝っていて、何年もかかって作者が完成させたそうです。
今日は朝からなんとなく体がだるかった。
それで図書館だけ行って、あとは読書とかゴロゴロ。
最近趣味の写真も撮る気がしない。
カメラ持ってうろうろというのが、どうも億劫でしょうがない。
なんでだろう? 以前だったら、この時期は子スズメがチュンチュンかわいい姿を見せていて、それを望遠レンズで追ったりしてたのにな。
花も鳥もど~でもええわ、なんて思ってしまう。いかん、いかん!